祇園さ々木の「味覚の饗宴」
去りゆく夏の匂いをかすかに感じさせながら、来るべき季節の気配を皿に盛りつける、重陽の秋の「味覚の饗宴」。
去りゆく夏の匂いをかすかに感じさせながら、来るべき季節の気配を皿に盛りつける、重陽の秋の「味覚の饗宴」。
熱さの厳しい京都の夏。とうもろこし、川海老、鱧のすし。ガラスにもったイカの酒盗和えとオクラの花。緑をあしらって、暑さを忘れるような清涼感を漂わせる。
百合根と海老、オクラとずいき、鱧と鱧の子。季節の素材を込めた流しもの。風に舞う、願いを込めた短冊のように、7月7日、七夕の夜を彩る。
梅雨のただ中、氷の器で「水無月の宴」
トゥール・ダルジャンの1代目、アンドレ・テライユから受け継がれたクネル。旬の素材とともに華やぐフィリップ・ラベのレシピ
男の節句、端午の節句。植物が青々と茂るころの緑の八寸。
『トゥール・ダルジャン』第1話。スペシャリテの鴨料理のストーリーとレシピを紹介します。
ピーチ・メルバやトゥール・ダルジャンの鴨料理、あるいは肥鶏のドゥミ・ドゥイユ。想像力をかき立てられるクラシック料理の物語を今と昔に辿って。
桜を愛でながら、食事の時間を愉しむ。艶やかな八寸のお弁当
一年が始まるのは正月、しかし生活が始まるのは立春。新しい一年を迎える「立春」の前日、一年間の厄を払う節分の八寸。
日本料理の逸品レシピを、ハルキヤ・セイコがイラストとともに詳らかに。伝統と職人芸を受け継ぐ料理人の思いと今をお伝えします。
京都でもっとも予約の取りにくい割烹の1軒「祗園ささ木」。料理長、佐々木浩さんがカウンターで繰り広げる『劇場』を、京都の風景とともに、毎月映像でお届けします。