スパークリング清酒「澪」とチョコレート

 

スパークリング清酒「澪」とチョコレートのマリアージュ

サロン・ド・ショコラは、世界のチョコレートの舞台。それは、時代の一歩先を行く、メゾン・ド・ショコラの創始者ロベール・ランクス氏や、ジャン=ポール・エヴァン氏などの、フランスのクリエーターの力にも支えられ、23年前から推進されてきました。

そうした中、フランスを誇る名ショコラティエ5名が、宝酒造が生み出したスパークリング清酒「澪」と、チョコレートのマリアージュに、優れたマリアージュの可能性を見出したことは、大きな出来事ではなかったかと考えます。

チョコレートとドリンクのマリアージュは、スペシャリストの間でも非常に難しいと言われています。甘口ワインやウィスキーなどの蒸留酒とのマリアージュがすすめられていますが、もっと気軽にマリアージュを楽しみたいという、ドリンクの提案が今までは、あまりありませんでした。

 

スパークリング清酒「澪」とは

スパークリング清酒「澪」は、砂糖を添加することなく、米と米麹を発酵させて作る清酒であり、米どころ灘の清らかな水と職人芸が、その味わいを支えています。

また、チョコレートは、ワインと同様、テイスティングシートで現せるように、例えば、ナッツ、ベリー、柑橘、スパイス、花、野菜などと、チョコレートのオリジン、製造工程によって、さまざまな香りと味わいの特徴を持つものです。

「澪」には、自然に生み出される、米独特のまろやかな甘味があり、それがチョコレートの油脂分と結びついて、そうしたチョコレートのもつさまざまな特性を際立たせ、さらに、新しい味わいを生み出ことを、各ショコラティエがそのマリアージュの中で証明したのです。

 

「澪」のクラシックライン「澪」と「澪DRY」とチョコレート

「澪」は、優しくフレッシュなノート、柑橘系の酸味と、繊細な甘味のハーモニー。 「澪DRY」は、フローラルなノート、青リンゴに似た酸味が立つ、ボディのしっかりとした辛口。

「澪」には、優しく寄り添うチョコレートを選びたい。

カカオの味わいの穏やかなミルクチョコレートや、レモンやパッションフルーツ、フランボワーズなどの、優しく爽やかな酸味のフレーバー・チョコレート。 寄り添うことで、お互いの良さを高め合うような、組み合わせに。

「澪DRY」には、野性的なチョコレートを選びたい。

フローラルなバニラやジャスミン、カシスなどの野性的なベリー、アルコール入りのボンボンや、胡椒、ハーブなどの、ボディのしっかりとしたフレーバー・チョコレート。 個性のある味わい同士がぶつかり合い、新たなサプライズある味わいに。

スパークリング清酒「澪」とチョコレートのマリアージュの愉しみ。ショコラティエの感性とプロ意識を介しての、サロン・ド・ショコラ パリ2017年にての発表は、この優れたマリアージュの第一歩になることは間違いありません。

インフォメーション: http://shirakabegura-mio.jp


5人が編み出した、チョコレートと澪の素晴らしいマリアージュ

 

フレデリック・カッセル

澪×HELENA  (太陽の光を思わせる完熟した、アプリコット風味のブラックチョコレートガナッシュ)

澪×SESAME(香ばしくホットな胡麻のプラリネチョコレート)

澪DRY×CARRE CASSEL(華やかな赤いフルーツの酸味が特徴的な、オリジナルブレンドのブラックチョコレートガナッシュ)

澪DRY×JASMIN(肉厚なフローラル香ジャスミンティー風味のブラックチョコレートガナッシュ)


アルノー・ラエール

澪×LEMON(爽やかなレモン風味のミルクチョコレートガナッシュ)

澪×SARRASIN(香ばしさとミネラル感のバランスに優れた蕎麦の実のプラリネチョコレート)

澪DRY×ROSCOFF(ブルターニュ産海藻を香りづけとした、ミネラル感溢れるブラックチョコレートガナッシュ)

澪DRY×BOURGOGNE(ブルゴーニュ産の野生のカシスのフルーツゼリー、カシス風味のブラックチョコレートガナッシュを2層にしたボンボンチョコレート)


パスカル・ル=ガック

澪×NATURE AVEC ECLAT DE CACAO(砕いたカカオをしのばせた、ブレンドのブラックガナッシュチョコレート)

澪×FRAMBOISE(摘みたての新鮮な酸味の優しいフランボワーズを加えた、ブラックガナッシュチョコレート)

澪×PASSION ET GINGEMBRE(パッションフルーツの酸味と、ジンジャーの爽やかさを込めたブラックチョコレートガナッシュ)

澪×MENTHE(摘みたてミントの葉で香りづけした爽やかなブラックチョコレートガナッシュ)

澪DRY×VANILLE(バニラビーンズをとじ込めたフローラルなブラックチョコレートガナッシュ)

澪DRY×CHOCOLAT LAIT CITRON VERT(華やかなライムピールの香りをとじ込めたミルクチョコレートガナッシュ)

澪DRY×ORANGE ET GRAND MARNIER(オレンジピールとグラン・マルニエ酒入りのふくよかなブラックチョコレートガナッシュ)

澪DRY×POIVRE JAMAIQUE(スパイシーなジャマイカ産胡椒風味のブラックチョコレートガナッシュ)


ジル・マルシャル

澪×SABLE CACAO(塩味のきいた、苦味が心地よいカカオ風味のサブレ)

澪×CROCOLINE LAIT(レモンピールのコンフィとアーモンド入りのミルクチョコレート)

澪DRY×TABLETTE AU LAIT NOIX DE PECAN(ミルクチョコレートの板チョコに、キャラメリゼした上品なピーカンナッツを散りばめた)

澪DRY×MENDIENT(ラムをすわせ、フランベをしたレーズンを散らした55%チョコレート)


フィリップ・ベル

澪×NOIX DE PECAN(香ばしいピーカンナッツ入りのプラリネ)

澪×PATE D’AMANDE ET GERANIUM(ゼラニウムのエキスを吸わせたローズ・ライチに似たフローラルなアーモンドのマジパン)

澪DRY×MENGUE ET TIMUT(マンゴーのゼリー、柑橘系の香りのするティムール産胡椒のブラックチョコレートガナッシュを2層に)

澪DRY×MIEL ET THYM(栗の木のハチミツとタイムの組み合わせの、個性的なブラックチョコレートガナッシュ)