カマチ陶舗、MAARシリーズを発表
DOMAは、11月12、13日、有田焼で知られるカマチ陶舗のイベントを、パリのレストランTOYOをお借りし、企画開催いたしました。
ジャン=フランソワ・ピエージュ氏は、
パリのパラスホテル「プラザ・ホテル」内の3ツ星レストラン「アラン・デュカス・オ・プラザ・アテネ」や、同じくパラスホテル「ル・クリヨン」内2ツ星の「レ・ザンバサダー」などの名だたるレストランを牽引してきた料理人です。シグネチャーと言われるコンテンポラリーな料理を次々に生み出し、現代のフランス料理を代表する料理人の一人として世界的に評価を得るまでに力をつけてきました。多くの料理人にも影響力を与えているほか、数々の料理番組にも出演し、一般の人々からの人気も集めています。
2016年には、自身の店「ル・グラン・レストラン」を大統領邸エリゼ宮そばにオープン。エントランスには、黒のラインが流れるように入った大理石を贅沢に使った、オープンキッチンのダイナミックなカウンターを設え、客室の天窓には、立体的で幾何学的なデザインのステンドグラスを覆いつけるなど、舞台としてのインテリアにも、大胆で優雅なピエージュ氏ならではの細心のこだわりを感じ取ることができます。
オープン当初から店の顔となった客室を印象づける飾り皿ですが、この板皿を作成したのがカマチ陶舗でした。筆のようなタッチでブルーのカラーをホワイトの台座に染め付けた作品で、潤いのあるエネルギーは、ムーブメントを感じるモダンな室内と呼応しています
カマチ陶舗は、
400年もの歴史を携えた磁器の産地「有田」の窯として、近年うなぎ上りで注目をされている作り手の一つです。有田焼は天然陶石を原料とするために、透き通るような白の仕上がりが特徴的。だからこそ鮮やかな発色には定評があります。カマチ陶舗では、その特徴を生かしながら、テクニックを駆使して生み出す素材感の精度に抜きん出ており、時にはブロンズや皮、あるいは鉱石のように表情を変える、磁器の豊かさに魅了されるシェフは少なくありません。職人芸で1点ずつ作り上げられた皿の質は、手仕事を大切にする料理人の心を打つものです。
ピエージュ氏は、カマチ陶舗の仕事を讃え、11月19日より1週間限定で「カマチ陶舗×ジャン=フランソワ・ピエージュ」のイベントを開催することに決定。ピエージュ氏としては、皿メーカーとの初のコラボレーションイベントとなりました。内容は、シグネチャーであるコースメニュー「Met Grands Vins/料理とグランヴァンのマリアージュ」に、カマチ陶舗の皿を使用するという試み。イベントの前夜祭、前週の土曜日には、同客室で200点以上にものぼるカマチ陶舗のコレクションも展示。イベントのために作成した6皿もイベントに先立って紹介され、レストラン空間に活力をもたらしていました。
お問い合わせはinfo@domapress.comまで。
カマチ陶舗:http://www.kamachi.co.jp
DOMAは、11月12、13日、有田焼で知られるカマチ陶舗のイベントを、パリのレストランTOYOをお借りし、企画開催いたしました。
今年2つ星を獲得した、Restaurant KEIのオーナーシェフ、小林圭。揺るがぬ精神と確固たる技能で、世界一のレストランを目指す。それを支えるカマチ陶舗の皿とは。
アラン・デュカスグループから独立して、自身の店パピヨンをオープンしたクリストフ・サンターニュ。未知の世界と旅立つイマジネーションを皿に載せて。
3つ星『ル・サンク』のシェフ、クリスチャン・ル=スケールの秋の一皿。アーティチョークとケッパーのフライ、タイム/レモン。
3つ星に輝いて11年。自分にしか生み出せない料理と、生産者との絆の深まり。