日本酒のたしなみ 黒田利朗著/読み物
ワークショップ・イセのもとご主人、故黒田利朗氏の著作。黒田氏が心から愛した日本酒の世界と風景に出会える一冊。
江戸の食卓は、こんなにも鮮烈で艶かしい。浮世絵から浮かび上がる、食卓を通した粋な江戸の日常とこだわりに虜になってしまう一冊。すし、鰻、蕎麦といった、江戸ならではの料理の紹介や、天ぷらや深川丼など、浮世絵に描かれた皿々を再現。月岡芳年「風俗三十二相 むまそう」の鱚天を食らおうとする狐のような女や、歌川国芳「銘酒揃 宮戸川」の業平蜆の土産に小躍りする美女などは官能の極み。レシピ付きの、広重が日記に綴った玉子とじどんぶりなどは、日本人なら誰もが愛し続ける永遠の丼ものだろう。
材料(約2人分)
玉子2個、出汁120ml、醤油大さじ1、 塩ひとつまみ、炊いた御飯適量。
作り方
1. 小さめの鍋に出汁、醤油、塩を入れ、煮立てる。
2. 玉子を溶き、1に入れ、、箸でかき混ぜながら火を通す。
3. お茶碗にご飯をよそい、2をかける。
*三ッ葉、生姜など、香味を加えてもなおよし。by DOMA
浮世絵に見る江戸の食卓 著者 林綾野
ワークショップ・イセのもとご主人、故黒田利朗氏の著作。黒田氏が心から愛した日本酒の世界と風景に出会える一冊。
山形の蔵元「楯野川酒造」が、フランスで日本酒の普及に取り組んできた故黒田利朗氏を偲び、パリのロックバンド、フェニックスとのコラボレーションで「楯野川 純米大吟醸 PHOENIX」の限定発売を実現。
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