カマチ陶舗、MAARシリーズを発表

自然の力宿る新作

MAARとは、ドイツ・アイフェル地方の方言で「湖」をさす。マグマ水蒸気爆発でできた火口に水がたまってできた湖沼が70数カ所に点在していて、俗に「アイフェルの目」と呼ばれるらしい。カマチ陶舗の新シリーズは、そんな地下からのエネルギーと自然の恵みを感じるような作品群に仕上がっている。

大気を感じさせる「地球」、凍てついたマグマを思わせる「ブラック・シルバー」、宇宙へと舞う「銀河」、煌めく結晶「ホワイトブロー」。

中山豊光シェフのレストラン「TOYO」を舞台に、豊光シェフを含め6人のシェフが、そのMAARの作品にインスピレーションを得て、料理を盛りつけるというイベントも、展示会内で開催。

Eric Trochon

Michèle et Elisabeth Scotto

Yves Camdeborde

Christophe Pelé

力のある競演が皿の中に宿る。

協賛:Mauviel、龍泉刃物、レストランTOYO